院長紹介
院長からのご挨拶
はじめまして、院長の石河 開(いしこ かい)です。私は平成10年に医師免許を取得してから20年、常に急性期治療の現場で医療に従事してきました。私の専門分野は循環器。特に虚血性心疾患に対するカテーテル検査・治療でしたので、急性心筋梗塞の患者様に対して、夜間や休日でも関係なく、1分1秒でも早く病院に駆けつけてはカテーテル治療を行うということをやってきたわけです。休日もあってないようなものであり、体力的には辛いものはありましたが、まさに人の命を救う最前線。非常にやり甲斐のある仕事であり、充実した日々でした。
しかし残念ながら、急性期治療とは「病気になってから慌てて治療をする」、本質的には手遅れになってから行う治療なのです。もちろんそれは非常に重要で意義のあることなのですが、経験を積むうちに「これは心筋梗塞や狭心症になる前に予防できたのではないか」そういうケースが多くあることを改めて実感するようになりました。
このたびはご縁と機会に恵まれ、自分のクリニックを開業させて頂くこととなりました。医院の名前には専門性を明らかにするため循環器内科クリニックと名付けましたが、難しく考える必要はありません。もちろん心臓や血管の病気をお持ちの患者様には専門家としての対応が可能ですし、一般的な内科疾患も診させて頂きます。日本人の死因第2位を占める心疾患は、高血圧や糖尿病・高脂血症といった慢性疾患を早期発見し、きちんと管理することで発生を抑えることができるのです。心筋梗塞になる前に対応する。これもまた循環器医としての仕事なのです。
もちろん、ちょっと風邪をひいたとか、皆さまがちょっと身体で不安に思ったこと。「こんなしょうもないことで病院に行くのは気が引けるな」そんなことでも、遠慮なくご相談ください。その気安さが小さなクリニックの利点でもあります。そうして生まれたコミュニケーションの中から病気の有無を見つけ、大病の芽を摘む。それこそが当クリニックの目指すところであり、これからの私の役割なのだと考えています。
「気さくに何でも相談できる街のお医者さん」として地域に根差し、皆さまとより近い目線から、よりきめの細かい健康サポートをさせて頂ければ幸いです。末永くよろしくお願いいたします。
院長紹介
院長 石河 開(いしこ かい)
医学博士
略歴
平成10年 兵庫医科大学卒業
平成10年 兵庫医科大学第一内科
平成12年 宝塚市立病院内科
平成14年 兵庫医科大学循環器内科
平成18年 兵庫医大ささやま医療センター内科助教
平成23年 マックシール巽病院循環器科
心臓血管センター室長
睡眠呼吸障害センター室長
平成30年 いしこ循環器内科クリニック開院
専攻
循環器内科(虚血性心疾患・カテーテル治療)
参加学会
日本内科学会
日本循環器病学会
心臓病学会
日本心血管インターベンション治療学会
他